たまの覚書

記憶を書きとめておくところ

罪悪

母のパチンコを見ていても別に面白くなかったので、近くのゲームコーナーにいた。
高齢男性がカウンターにいるだけの、小さなゲームコーナー。
踏み台に乗ってアーケードゲームをガチャガチャしている私に、男は背後から近づいてきた。
下着に手を入れてまさぐられたが、幼い私はなんか気持ち悪いな、くらいにしか思わなかった。
なけなしの100円を無駄にしない方が大事だった。

ゲームコーナーに行くたびに繰り返された。