たまの覚書

記憶を書きとめておくところ

忘れ物

とにかく忘れ物の多い子供だった。
忘れ物を反省させるためか、忘れ物カードというものがあった。
複数の記入があると廊下に立たされた。
いちいち叱られるのが面倒なので記入すら忘れたふりをした。廊下に立たされるのは別に苦痛ではない。

どうしてもやる気が出ないのだ。
明日の準備を一生懸命したって、その明日に生きてるかどうか分からないんだから。
そもそもノートや教科書はすりかえられたり抜かれたりする。やるだけ無駄だからやりたくない。