たまの覚書

記憶を書きとめておくところ

2/16の夢

■判定

◎・・・良い夢

△・・・良くはないが起きた時に疲れが残っていない夢

×・・・悪夢

-・・・見ていない、見たが内容を覚えていない

 

■2/16夜

判定:-

初日からの「見たが内容を覚えていない」である。この間の抜け方が私らしい、かもしれない。

ただ、うつぶせのまま顔からべちゃっと地面に突っ込んだらしい瞬間に目が覚めたのだが、起きたら体はあおむけだったので、上下が反転したような妙な気分になった。背中を強くマットに押し付けられるような感覚があった。

悪夢

昔から、悪夢が多かった。

待ち合わせやら、飛行機船電車新幹線など時刻が決まっているものには必ず乗り遅れる。
空を飛べば落ちる。水があれば溺れる。人が出てくれば執拗に追いかけられたうえ殺される。ゾンビがわらわらわいてくる。巨大な虫に襲われる。ただしこの虫に関しては、人間よりもずっと大きい場合は謎のとりもち罠みたいなもので解決することもある。通常よりも大きい程度の場合は多数に襲われ、必ず多勢に無勢でジ・エンドというよくわからない区別がある。
子供は誘拐されるし、夫には離婚届をつきつけられる。しかも実際にそのシーンに至るまで、怪しい人物を目撃しながらも放置するとか、愛情を試すような行為をするとか、必ず「私に落ち度がある」描写がいくつも入る。
夢の中では災害も多い。
ハリウッド映画顔負けの、超高層ビルの最上階から床を突き抜けてひたすら落ちる夢もある。しかも、私の体は地階に叩きつけられるまで砕けない。床が無限に抜けていくような感覚だ。

せっかくだから悪夢日記をつけてみようかな。

生育環境

いつから、というはっきりとした記憶がないが、きょうだいは皆中学生から酒・タバコ・シンナーに明け暮れていた。ニコチン中毒・肺の病気・アルコール依存症、もうとにかくなんでもござれだ。性生活も恐ろしく乱れていた。

不倫相手の奥さんが乗り込んでくるなんてこと、現実にあるのかと驚いたものだ。

果たして私は、それを反面教師として、酒もタバコもクスリもやらなかった。実のところ、そこが大きいのではないかと思っている。

毎日のように、泥酔の果てに嘔吐、失禁しもはや人間とも思えないほど尊厳を失ったきょうだいは、何から逃げたかったのだろうか。

図書館

幼い頃は、家にいるのが苦痛だったので学校の図書室か遠い図書館に出掛けていた。
本に囲まれていると安心する。

「荒野に猫は生き抜いて」という本に出会った。
猫の生きざまに自分を重ねて、なんとか生きて、なんとか生き抜いて、と祈りながら読んだ。
猫はあっさり死んだ。
どんなに苦しい思いをして生き抜いても、こんなにあっけなく命はなくなってしまうのか。
絶望とも安堵とも違う複雑な気持ちだった。
なんだか、置いていかれたような気がしたのだ。

読書感想文を、課題図書を無視してこれで書いてひどく怒られた。

この本と、映画?の「伊勢湾台風物語」が私の二大トラウマである。この映画は子供に見せるものじゃないと思う…。